この記事はこんな方におすすめです!
- せどりを始めようか悩んでいる
- 自分がせどりに向いているか知りたい
- Amazonでの販売に興味がある
こんにちは、ゆかわ(@yukawa144)です。
これから副業でせどりを始めようと考えている方も、自分が向いているのかどうか気になりますよね。
私は半年間せどりを行い、100万円以上の売り上げを達成しました。
その過程で、せどりに「向いている人」 「向いていない人」というのが明確になっていきました。
まず結論から言いますと、繊細で人付き合いが苦手なタイプの方には向いていないといえます。
一方、細かいことを気にせずトラブル対応も得意な方は向いていると言えます。
本記事では、せどりにおける向き・不向きに焦点を当てて解説していきます。
今回は楽天で仕入れてAmazonで販売する場合の記事となります!
せどりとは
せどりとは仕入れた商品に金額を上乗せして販売してりざやを得る手法となります。
私は主に楽天セールで商品を仕入れてAmazonで販売する「電脳せどり」をしていました。
その他にも仕入れを家電量販店やドンキホーテなどの実店舗で行う「店舗せどり」もあります。
仕入れをネットショップで行うか店舗で行うかの違いだけで、その他の作業は基本的に同じです。
せどりと転売の違い
ここ数年間で悪質な転売ヤーによる限定商品などの買い占めが問題視されています。
せどりも転売も商品を購入して利益を上乗せして販売する点は同じであると言えます。
違う点を挙げるとすれば
せどりはすでに世の中に十分な数が出回っている商品を対象とするため、欲しがっている人に商品が行き渡らないということがありません。
一方転売は欲しい人の元へ商品が行き渡らないだけでなく、ブランドイメージを傷つけることにも繋がります。
せどりを行う場合は節度ある行動を心がけましょう。
他人の迷惑になる行為は絶対にやめましょう!
向いている人
早く利益を出したい人
ブログやプログラミングなど他の副業に比べて、せどりは最初の収益が出しやすいです。
行動力のある人でしたら始めたその月から利益を上げることも可能です。
細かいことを気にしない人
取り扱う商品のジャンルにもよりますが、せどりで利益を上げるにはたくさんの商品を販売する必要があります。
商品の中には外箱がへこんでいたり、傷が入っているものなど一定数ありますのでそれらが気にならないタイプの人が向いていると言えます。
商品の受け取りが苦ではない人
ネットショップで仕入れを行う場合、基本的に受け取りは自宅で行うことになります。
楽天で複数のお店から購入した場合、別々の発送になるため必然的に受け取る回数が増えます。
受け取り時間を指定することもできますが、日中働いている場合は夜か休日受け取りとなるため時間を拘束されてしまいます。
発送までの間に商品を保管しておけるスペースがあるかも重要です!
梱包納品作業が得意な人
せどりにおいて避けては通れないのが梱包と納品作業となります。
Amazonへ納品する場合、梱包方法が細かく指定されている場合があります。
また商品1つ1つに商品ラベルを貼る必要がありますので、こういった細かい作業が得意な人に向いていると言えます。
商品のラベル貼り作業はAmazonに有料で依頼することもできます。
分析が得意な人
せどりで何より大事なのは利益の出る商品をリサーチする力です。
「クリスマスが近いから子供向けの商品がよく売れそうだ」
「この時期はあのお店で決算セールを実施しているから仕入れのチャンスだ」
など分析ができる人が向いています。
また商品の売れ行きや価格の推移などグラフを読み取る力も必要になります。
人目が気にならない人
主に実店舗で仕入れを行う店舗せどりの場合ですが、まずその商品が利益のでる商品か調べる必要があります。
主に専用のツールで商品名を入力したり、バーコードを読み取ったりしてリサーチをしていきます。
私も実際試したことはありますが、やはり店員や他のお客さんの目が気になり断念してしまいました。
ただし、全国どこにいても仕入れができる「電脳せどり」に比べて「店舗せどり」はライバルが少ないです。
そのため人目を気にせずリサーチができる人は店舗せどりに向いていると言えます。
向いていない人
不労所得を得られるようになりたい人
せどりはブログなどとは違い、一度書いた記事が何ヶ月も収益を出してくれるということはありません。
作業を外注化しない限りは、ずっと作業を強いられることになります。
不労所得を得たい人はブログなどの方が向いている言えるでしょう。
細かいことに気がつく人
繊細で細かな違いによく気づくタイプの人は注意が必要です。
商品に細かいキズや箱の破れなどを見つけてしまうと、気になってしまい出品作業にも影響が出てきます。
特に中古品の販売を行う場合は商品の状態もまちまちであるため、細かいことを気にしない人の方が向いていると言えます。
単純作業が苦手な人
せどりは商品のリサーチから始まり、仕入・梱包・発送という順番で作業をこなしていきます。
この中で一番難しいのが利益商品を探すリサーチになりますが、コツさえ掴んでしまえばあとは同じことの繰り返しとなります。
そのため単純作業の繰り返しが苦手な人は向いていないと言えます。
初期費用を抑えたい人
せどりは初期費用がブログなどに比べて高いため注意が必要です。
初期費用には梱包材料(プリンター・段ボール・緩衝材)や仕入を便利にするためのツール、必要に応じてAmazonの大口出品費用(月額4,900円)などがかかります。
人付き合いが苦手な人
せどりは他の副業に比べて人と関わることが多いといえます。
店舗で商品を仕入れるとき、ネットで仕入れた商品を受け取るとき、仕入れた商品を発送するとき
1回1回の時間は短いですが、繰り返し行う必要があるため人付き合いが苦手なタイプの人は向いていないといえるでしょう。
トラブル対応が苦手な人
せどりを行なっていると様々なトラブルが起こります。
商品に対する問い合わせやクレームがメインとなりますが、中には悪質なお客さんもいますので注意が必要です。
商品内容をよく確認せずに購入したにもかかわらず、新品の商品を使用済みで返却されたこともありました。
また中身を全く別のものとすり替えた状態で返品するすり替えを行う人もいるので、シリアルナンバーを控えるなど対策が必要となります。
こういった予期せぬトラブルが起きたときに、パニックになりがちな人はせどりに向いていないといえるでしょう。
いきなりせどりは難しそうと感じる方はメルカリなどで不用品を売ることから始めてみましょう!
その他
会社にバレる?
せどりによる利益が20万円以下の場合は確定申告は不要ですので、基本的に会社にバレることはありません。
また、利益が20万円を超えて確定申告をする場合も、申告方法次第で会社にバレずに行うことができます。
確定申告書の「住民税に関する事項」の欄で「自分で交付」にチェックを入れることで、会社の給料から天引きされている住民税と分けて納付することができます。
あくまで自己責任でお願い致します。
開業届は必要?
副業でせどりを行う場合、開業届は出さなくていいといえます。
開業届が必要になるのは「事業所得」「不動産所得」「山林所得」を得るような事業を始める場合に限られます。
副業のせどりによって得られる所得は「事業所得」ではなく「雑所得」に該当するため開業届は不要であるといえます。
ただし、せどりをビジネスとして継続的に行う場合は開業届が必要となりますので注意しましょう。
青色申告は開業届を出している場合に選択できますよ!
古物商許可は必要?
中古品の販売を行う場合は「古物商許可」の資格が必要となりますので注意しましょう。
ただし、自分で使用していたものを不用品としてメルカリなどに出品する場合は不要となります。
あくまで販売する目的で中古品を仕入れる場合に必要となるということを覚えておきましょう。
参考書籍
私がせどりを始めるにあたり参考にした書籍になります。
Amazonでお店を開く方法や必要な道具などがわかりやすく書かれていますので、気になる方はぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。
私は半年間せどりを行いましたが、結果的には赤字で終えることとなりました。
ですが、やってみたことについて後悔はありません。
トラブルも多く経験しましたが、自分のお店を持って商売を行えたことはとてもいい経験になりました。
やるかどうか迷っている方は、思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ではまた次の記事でお会いしましょう。