この記事はこんな方におすすめです!
- NISAとは何かを知りたい方
- iDeCoとの違いを知りたい方
- 節税に興味のある方
こんにちは、ゆかわ(@yukawa144)です。
みなさん、NISAはご存知ですか?
「聞いたことはあるけど、なんか難しそう」
「なんだか損しそうで怖い」
ちまたではこういった声がよく聞かれます。
まだまだ浸透していないNISAですが、内容をしっかり理解した上で活用できれば多くのメリットを受けることができます。
私も2年以上「つみたてNISA」で運用を継続していて、着実に利益を増やしています。
本記事では、NISAの概要について私の運用結果も含めて解説していきたいと思います。
順を追って理解していくことで、きっとNISAに対する不安が解消されますよ。
ぜひ最後まで読んでいってください!
NISAとは
NISAとは2014年に始まった「少額投資非課税制度」のことを指します。
通常の場合、株式や投資信託を売却した際に発生した利益には約20%の税金がかかります。
ただし、NISAを使用することによりこの約20%の税金が掛からなくなります。
NISAは個人投資家を対象とした税金優遇制度のことなんですね!
NISAには「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」の3種類があります。
それぞれの違いについて見ていきましょう。
一般NISA
NISA口座には年間の購入金額の上限が決められており、一般NISAでは毎年120万円分投資商品を購入できます。
投資した商品は5年間の間非課税で運用することができます。
一度にまとまった金額を投資したい方に向いています。
つみたてNISA
つみたてNISAでは毎年40万円分投資商品を購入できます。
投資した商品は20年間の間非課税で運用できるため、長期間に渡りコツコツと投資したい方に向いています。
また選べる商品は国が厳選しているため、手数料が安く長期間安定して運用できるものが多いのも特徴です。
一度積み立て設定をしてしまえば、あとはほったらかしで運用できる点も投資初心者におすすめできるポイントです。
ジュニアNISA
基本的な要件は一般NISAと同じですが、20歳未満の方でも使用できるのがジュニアNISAとなります。
なおジュニアNISAを開設して投資できるのは2023年までとなっております。
また原則18歳までは払い出すことはできませんのでご注意ください。
比較
一般NISA | つみたてNISA | ジュニアNISA | |
---|---|---|---|
非課税投資枠 | 120万円/年 | 40万円/年 | 80万円/年 |
非課税期間 | 最長5年間 | 最長20年間 | 最長5年間 |
投資方法 | 任意のタイミングで購入 | 自動積立 | 任意のタイミングで購入 |
商品 | 株・投資信託など | 国が厳選した投資信託 | 株・投資信託など |
年齢制限 | 20歳以上 | 20歳以上 | 20歳未満 |
投資に慣れていない方にはつみたてNISAがおすすめです!
株価が下がった時には安い単価で購入できるため、安定した運用ができます。
投資にかかる税金
投資によって得られる利益は大きく分けて2種類あります。
分配金 | 譲渡金 |
---|---|
株や投資信託の運用によって得られた利益を投資家に分配するお金のこと | 株や投資信託を売却した時に得られる利益のこと |
投資によって得られた分配金や譲渡金には20.315%の税金がかかります。
(20.315%=所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)
投資によって得られた利益には約20%の税金がかかるとだけ覚えておきましょう!NISAを活用すればこの税金が掛からないので大きな節税効果が得られますよ!
iDeCoとの違い
iDeCoとは個人型確定拠出年金のことを指しています。
iDeCoは年金であるため60歳までは引き出すことができません。
一般NISAとつみたてNISAは任意のタイミングで売却することができます。
iDeCoもNISAと同様税制優遇制度となります。
NISAと合わせて活用することでより大きな節税効果が得られますね!
NISA口座を開設しよう
NISAを使用するには証券口座を開きNISA口座の設定をする必要がありますので、ここではおすすめのネット証券会社を紹介いたします。(つみたてNISAを利用する場合の評価となります)
【SBI証券】
SBI証券は売買手数料が無料で、選べる商品が最も多い証券口座となります。
100円から積み立てが可能で、積立頻度も「毎日」「毎週」「毎月」と細かく設定することもできる万能型の証券口座となります。
私も下記の本を参考に開設いたしました。
【楽天証券】
楽天証券も売買手数料が無料で、選べる商品もSBI証券に次いで多い証券口座となります。
こちらも100円から積み立てが可能でSBI証券との違いは積立頻度に「毎週」がないくらいで、こちらも万能型の証券口座となります。
楽天ポイントを使用できますし、SPU(スーパーポイントアッププログラム)にも対応していますので普段楽天市場を使用することが多い方におすすめです。
ネット証券は口座の開設から取引まで全てネットでできるのでおすすめです!開設時にはマイナンバーカードを持っていると、提示する身分証明書の数が減るので負担が減りますよ!
証券会社の口座は1人で複数持つことができますが、NISA口座は1人につき1口座までとなります。上の例ですとSBI証券と楽天証券の両方の口座を開くことができます。しかしNISA口座はSBI証券か楽天証券のどちらか一方でしか設定することができませんのでご注意ください。
非課税期間が過ぎた場合
一般NISAとジュニアNISAの場合、非課税期間が過ぎても新たなNISA口座に移すことで、継続して非課税で運用することができます。
これをロールオーバーと言います。
- つみたてNISAは現状2037年までの制度となっておりロールオーバーはできません
- ロールオーバーをする場合には事前申請が必要となります
詳しくは下記サイトをご覧ください(引用元:SBI証券)
年末調整と確定申告は必要か
NISAは非課税のため年末調整は不要です。
また証券口座の配当金の受取方法を「株式数比例配分方式」にしていれば確定申告も不要となります。
証券口座を開設したあとでも変更は可能ですので、心配な方は設定画面で確認してみましょう。
年末調整も確定申告も怖くないですよ!
配当金の受取方法が「株式数比例配分方式」以外で利益が20万円以上出た場合は確定申告が必要となりますのでご注意ください。
運用結果(2020年1月〜2021年11月)
私自身も2020年1月にSBI証券でつみたてNISAで投資を開始しました。
その運用結果をお見せいたします。(運用期間:1年11ヶ月)
積立額72万円 + 運用による利益20万円 = 評価額92万円
投資は元本割れのリスクもありますので、始める際は自己責任でお願いします。
まだ迷っている方へ
NISAについて理解はできたけどまだ始める勇気がでないという方は、以前私が投稿しました「投資を始めたきっかけ」の記事がありますのでそちらも合わせてご覧ください。
投資を始めて得られたことなども記載しておりますので、きっとあなたの後押しになると思います。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた次の記事でお会いしましょう!