【投資をしない方が実は危険!?】僕が投資を始められた理由

  • URLをコピーしました!

この記事はこんな方へおすすめです!

  • これから投資を始めようか悩んでいる方
  • 投資を始めた頃の初心を取り戻したい方
  • 投資を始めると何が変わるのか知りたい方

こんにちは、ゆかわ(@yukawa144)です。

みなさん、投資はもう始めていますか?

「老後資産のために始めたいけど、何に投資していいかわからない」

「グラフを見ながら値動きを管理したりで大変そう」


投資っていざ始めようと思っても、なかなか踏ん切りがつかずためらってしまいますよね。

私は投資を始めて2年以上が経ちますが、やはり最初は勇気がいりました。

後述するきっかけがなければ今でも投資をしていなかったかもしれません。

本記事では、私が投資を始めたきっかけについてエピソード形式でご紹介します。

読み終える頃には、きっとみなさんも投資を始めたくなると思いますよ。

少し長いですが、ぜひ最後まで読んでみてください!

スポンサーリンク
目次

1冊の本との出会い

1冊の本との出会い

入社してからもう5年以上も経つのか

貯蓄もだいぶ溜まってきて通帳を見るのが楽しくなってきたな

ふと通帳残高の推移を確認していると「利息」の文字が目に入る


33円


今まで利息なんて気にしたことはなかった

逆にお金を預かってもらっているのだから、手数料を払うのが当然だとすら思っていた

ただその日は違った

本当にこのまま銀行に預けているだけでいいのだろうか、資産を増やすもっといい方法があるのではないか


そんな時、ふと自分の目にとあるフレーズが飛び込んできた

「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」


まさに自分のための本じゃないか!

普段から何かを購入するときに人一倍時間がかかるタイプだが、今回は迷わずAmazonでの購入を決意した

今思えばこの瞬間から自分の中で止まっていた時間が少しずつ動きはじめたような気がする

しかし当時の本人にはそれを知る術はなく

この後起こる生活の変化に大きく振り回されることとなる

本社からの呼び出し

投資に興味を持ち新しい予感に心を躍らせていたが、唐突に日常生活が一変する

きっかけは本社から来ていた部長の一言から始まる


部長「上司くん、先輩くん、ゆかわくん、ちょっと大事な話があるから今度大阪にある本社まで来てくれないか


このときおおよその察しはついていたが、上司と先輩とゆかわの3人は真相を確かめるべく大阪に向かうこととなる

東京駅から新大阪駅へ向かう新幹線の中、普段は陽気な上司と先輩もこの日ばかり口数が少なかった

自分も食事が喉を通らず、いたずらに時間だけが過ぎていく

そして新大阪駅に到着、御堂筋線に乗り換え本社へと向かう

そしてオフィスビルへ到着、初めて来たわけではないがやはり緊張する

エレベーターが1階また1階と昇って行くにつれて鼓動が早くなり手に汗がにじむ

機械故障で止まってくれないかと願ったが、無惨にもエレベーターは昇り続ける


そして本社のある階に到着する

受付の前でちょうど飲み物を買いに来ていた部長と遭遇する


部長「やぁ、よく来てくれた、元気でやってるかい」


上司「おかげさまで、元気にやっております」


部長「先輩くんはまた太ったんじゃないか」


先輩「でへへ、昨日も飲み過ぎちゃって」


部長「ゆかわくんはもう仕事には慣れたかい」


ゆかわ「……はい、ちょっとずつですが慣れてきました」


部長「立ち話も何だし、ちょっと移動しようか


そして一同はミーティングルームへと移動することになる

転勤が決まる

転勤が決まる

普段はとても明るい人たちだが、今日は少し重苦しい空気が流れている

少し雑談をしたのち、ついに部長が本題を切り出す


部長「急で申し訳ないが、3人とも大阪へ来てくれないか


上司「転勤ということでよろしいでしょうか」


部長「そういうことになる、上司くんはどうかな?」


上司「呼ばれたときから覚悟はできていましたので、私は構いません」


部長「先輩くんはどうかな?」


先輩「僕はたとえ地の果てでも部長について行きますよ!」


部長「ゆかわくんはどうかな?」


ゆかわ「…」



部長「ゆかわくん?」


ゆかわ「少しお時間をいただけないでしょうか……」


一瞬その場が凍りつく


しかし、こういったやり取りに慣れているのか直ぐに部長が話を切り出す


部長「わかった、急な話だからね、週明けにでも返事をもらえるかな」


ゆかわ「わかりました。申し訳ありません」


この日は会食をして帰ることとなったが、
上司と先輩にお願いして帰りの新幹線ではひとり別の車両にしてもらった。

少し落ち着こうとホームの売店でマウントレーニアを購入したが、口をつけることはなかった。

もう何も考えたくない、このまま目が覚めなければいいなと思いつつ帰路につく

いつもと違う週末

翌日土曜日の朝

実は昨日の出来事は夢だったのではないかと思い布団から出てみる

目の前には新大阪駅で買った「面白い恋人」がまるで自分をあざ笑うかのようにこちらを見ている

どうやら夢ではなかったようだ

普段であれば、趣味である早朝ボウリングに出かけるところだが気乗りしない

それもそのはずである

もともと人見知りが激しく環境の変化にめっぽう弱い自分がいきなり関東を飛び出して大阪で仕事をするのである

本社の社員は高学歴な人が多く、東大・京大・慶應・早稲田など名だたる有名大学の卒業生がごろごろしている

当然優秀な人も多い

何度か一緒に仕事をしたことがあるが、場違い感を感じずにはいられなかった

そしてもう一つ問題なのが一人暮らしである

これまで一度も親元を離れたことはなく、会社へも実家から通っていた

家を探す必要もあり、身の回りのことを全て自分で行う必要がある

考えれば考えるほどネガティブな面ばかりが頭に浮かんでくる

天井を見つめたまま、時計の針の音だけが部屋に響いている

週末の夜は家族で外食に行くのが定番であったが、その日ばかりは断ることにした

考えることに疲れ、その日は眠りについた

大阪行きを決意する

日曜日の朝

もう答えは決まっていた、明日転勤を断り会社を辞めよう

家にも居づらくなるから、親元を離れてもっと身の丈のあった仕事をして細々と暮らしていこう

そう考えていた

しかし、少し時間を置いたためか落ち着きを取り戻し始める

どうせ辞めるなら、大阪で働いてみてからでも遅くないのではないか

初めての一人暮らし、すごく憧れていたんじゃないのか

少しずつではあるが、気持ちが前を向き始める

1日中考えた抜いた結果、一つの結論にたどり着く


大阪へ行こう


自分の中で恐怖心よりも好奇心が上まわった瞬間である

翌日、部長に電話で転勤を承諾する旨を伝えた

転勤を終える

転勤を終える

結局、大阪では2年間仕事をすることになった

初めての一人暮らし

都会での生活

月の残業が80時間に及ぶこともあった

それでも勇気をもって行動したことで多くのことを経験できたのは確かである

そこには本当に多くのドラマがあった

今回の記事で割愛しますが

今となってはその経験のどれもが自分にとって大切な財産である

色々な思いが交錯するなか、第2の故郷大阪をあとにする

お金の大事さを知る

転勤が明けて地元に帰ってきた

実家には帰らず会社の近くにアパートを借りることにした

車はなくても通える距離であったが、やはりあった方が便利なので中古で購入することにした

しかし、しばらくしてからある異変に気づく

ふと通帳残高を確認していると、自分が考えていたよりずっと預金残高が減っていたのである

あわてて月々の出費を洗い出すことにした

  • 家賃、敷金、礼金
  • 駐車場代、自動車税、自動車保険料、火災保険料
  • インターネット回線 etc


並べてみたらなんてことはない、当たり前の出費である

しかし

実家暮らしや転勤時の手厚い補助のついた生活に慣れていた自分は、完全に一人暮らしというものを甘くみていたのである

ここへ来て1人で暮らすということの本当の大変さを知ることとなる

大阪での初めての一人暮らしも大変ではあったが、今思えばまだ多くのことで自分は守られていたのだと、この時ようやく気づくことになる

今自分が立っているこの場所は安全ではないことを認識する

人は認識して初めて震える

どこかの大富豪が言った言葉だが自分も例外ではなく、認識したとたん急に背筋が凍るような恐怖に襲われる

どうしよう、このままじゃ直ぐに貯蓄がなくなってしまう

今までコツコツ貯めた貯蓄は十分にあり、すぐに底をつくわけではなかった

ただサラリーマンとして働き続けることに自信がなかった自分にとってはまさに一大事であった

ひらめき

そんな時、ふと1つの記憶がよみがえる

そうだ、前に貯蓄を増やそうとして買った投資の本があったじゃないか

転勤騒動の中、忘れ去られていた1冊の本

「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」である

すぐに引越し用の段ボールの中を探すがなかなか見つからない

辺りにダンボールの山が築かれる

そしてようやく見つけ、藁にもすがる思いで読み始める

何を始めるにも人一倍スタートが遅い自分ではあったがこのときばかりは違った

恐怖という2文字が強烈に自分の背中を後押しする

こうして人生初の証券口座であるSBI証券の口座を開設したのである

その後も多くの書籍・ブログ・動画で勉強を重ね

ついに投資の世界に足を踏み入れたのである

転勤前に感じていた新たな予感がよみがえる

第2の人生がスタートした、そんな予感を感じさせてくれる秋の出来事であった

投資によって得られたこと

投資を開始した直後、新型コロナウィルス蔓延にともなう株価の大暴落「コロナショックを経験しました。

しかし、自分の買った資産についてしっかりと勉強していたこともあり、慌てて損切をすることもなく危機を乗り切ることができました。

その後1年弱で株価は回復、今は安定した利益を出すことができています。

この先の株価がどうなるかは投資の神様ウォーレン・バフェット氏でさえも知ることはできませんが

ここからは投資を始めて得られたことについてまとめていきます。

働くこと以外に資産を増やす方法がある

正直これが一番大きかったです。

サラリーマンとして人並みに稼ぐことが難しいと感じていた私にとって一筋の光が見えた、そんな気持ちにさせるほどの衝撃でした。

もし世の中に働くこと以外に資産を増やす方法がなかった場合、働き続けることが難しいと感じたその瞬間から逃げ場がなくなってしまいます。

私もその点で本当に苦労した人間のひとりだと思っています。

投資だけで生計を立てることは難しいことですが、心のよりどころが1つ増えたという点で大きな発見であったことは間違いありません。

今の仕事がダメになっても別の道はいくらでもあるそう思えるだけで人は何倍も強く生きることができると身をもって知りました

お金について学ぶきっかけとなった

世の中には知っている人だけが得をして、知らない人だけが損をするお金の知識がたくさんあります。

ほとんどの場合、学校で教わることもないため自発的に情報を仕入れていく必要があります。

私はお金について学ぶことで多くの恩恵を受けることができました。

その一部として

  • ふるさと納税や確定申告の医療費控除に挑戦して節税することできた
  • お金の知識について体型的に学びたいと思いFP2級を取得した
  • ブログを開設して経済的な自由に向けての1歩を踏み出せた

今の時代は本当にありがたいと思えるような良書が数多く出回っています。

ぜひ1度手にとってみてはいかがでしょうか。

私が読んだなかで一番おすすめな本をご紹介致します。

この記事で伝えたかったこと

最後まで読んでいただきありがとうございました。

最後に私がこの記事で本当に伝えたかったこと、それは道はひとつではないということです

投資を始めたことで1本道だと思い込んでいた自分の人生にはまだまだ多くの道が残されていることを知りました。

どの道を進むかは自分自身で決めなければなりませんし、そこには責任も伴います。

今でも辛いことや悲しいことはたくさんあります。

それでも多くの可能性を目の当たりにしてもう少しだけ戦ってみようそう思えるようになりました。

人生を少しでも変えたい

そう思っている方がいましたら、思いきってその舞台に飛び込んでみてはいかがでしょうか。

必ずしもいい結果につながるとは限りませんが、自分の中にあるまだ見ぬ可能性に気付く良いきっかけになると思いますよ!

では最後にこの記事が多くの方に勇気を与えられると信じて締めさせていただきます。

また次の記事でお会いしましょう!

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次